杉並アニメーションミュージアムって知ってますか?
きっとほとんど誰も知らないのでしょう。
この春の良き祝日の昼間に行っても人がまばらでしたから。
↓ウェブサイトは以下のURL
http://www.sam.or.jp/

入場するとトキワ荘の鈴木伸一、声優の神谷明などのサインが目に入ります。白い柱にポツポツとそれらのサインが書いてありますが、まだまだ白い柱のスペースにはかなり空きが見られます。きっとおいおい埋まっていくことでしょう。
そんな中に、ロシアのナントカさんの色紙がありました。きっとロシアアニメ界では有名な方なのでしょう。何やらムーミンのできそこないみたいな、味のあるイラストが描かれた色紙にはロシア語でコメントが書かれていました。その訳はだいたい以下の通り。

「杉並区にこのようなミュージーアムがあることに感心しました。わがロシアにはこのような施設ができるのがいつになるかと考えると、大変悲しくなります。

さて、やや切ない気持ちになりながら奥へ行くと、(ちなみにこのミュージーアム、めちゃくちゃ狭いのですぐに奥に行き当たります)君もアフレコをやってみよう! という興味深い機械が置いてあります。
ブラック・ジャックのアニメの1シーンのアフレコを実際にやってみることができるという粋なコーナーです。まずは実際の声優さんのお手本を見ることができて、その後に客が画面を見ながら実際に声を吹き込む。そして最後に声が当てられた状態の再現モードで放映されるというシステムです。一人づつでもできるし、二人で同時にやることもできます。
当然ながら公衆の面前でやることなので、なかなか勇気が必要なコーナーなのです。しかし前述の通り館内に客はほとんどいませんでしたので、やってみることにしました。
ブラック・ジャックがしゃべる自分の声を聞くと、当たり前ですが素人まるだしでハズカシイ。正直告白すると結構演技したつもりでセリフを喋ったはずなのですが、まったくキャラクターの情感を感じることができませんでした。棒読みもいいとこです。代々木アニメーション学院声優科に勢いで入学しちゃった人はこれ以上の絶望感を感じているのでしょうか。
さて、嫁さんはというと、アフレコの途中で恥ずかしくなったようで退室してしまいました。なんせ「しぇんしぇい」とか言ってるピノコの役ですから無理はありません。逃げるようにエレベーターを待っていると、無情にも途中まで吹き込んだ嫁さんの半笑いのピノコ声が、再現モードで全館に響きわたっていました。皆さんは途中で恥ずかしくなっても、いったん始めてしまったら最後までやりとげてください。中途半端は、余計恥ずかしいですよ!

こんな愉快なアニメミュージーアムは4月10日まではなんと入場無料らしいです。
今だとお客さんも少ないので、心置きなく大塚明夫と競演しまくれますよ!

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この作品は別です。
オタクの生活を描いた作品なのですが、それはそれとして意義があるのですが、今までありそうでなかった
"大学の文科系サークル"をリアルに描いているという点が、31歳男性の郷愁を誘うわけですよ。

まず、あの"部室"の雰囲気! 薄汚れて暗いコンクリの建物の一部屋、扉の中から漏れてくるテレビや部員の声、
中に入ると何をやるでなくパイプ椅子に座って雑談したり漫画読んだり。うーん、郷愁。私は現代視覚研究会ではなく(そもそもそんな部なかったし)旅行部所属だったわけですが、雰囲気は同じですね。

あの頃と違うのは皆が携帯電話を持っていることだけ。


まあ、純粋に面白いよコレ。
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いまさらではありますが全巻読破中。
すでに作者は世にありません。

これはただの漫画ではありません。
世の中の仕組みがわかる学習本と思っていいでしょう。
若者は高校卒業したらすぐ読んだほうがいいです。
私もこの年になっても知らなかったことがいくつかありました。

ISBN:4062605503 文庫 青木 雄二 講談社 ¥740

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