(以下ネタバレはほとんどありません)

一言で言えば、スピルバーグが作った怪獣映画。
彼が日本の怪獣映画を意識していた事は"大阪人大活躍"のセリフからも窺えます(たぶん)。
この映画、前半はものすごくよく出来ていました。後半は、まあ、こんなもんかな。例の古典オチは変えられないので仕方が無いのですが、せっかくの前半の怒涛の展開が徐々に押し殺されていくのがもったいなかった。ただ全編にわたってトム・クルーズの父親キャラクターは、彼の演技力と相まって非常によく描かれていました。
また終始主人公の視点のみで映画が進行していく点も私の好みでした。大抵この手の映画だと市民である主人公のシーンから、軍や大統領の会議シーンとかに移りがちですが、この映画はその辺が徹底していてよかったです。
何より印象に残ったのが宇宙人の兵器の"ヴォーン"です。この音が怖くてすごくいい。休憩終わりの合図も"ヴォーン"。「未知との遭遇」の宇宙人が音で地球人と友好的コミュニケーションを図っていたのと対照的で面白い。

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