会社帰りの途中にある本屋でどっさり平積みになっていたので新刊と思って買ったら、実はちょいと昔のミステリー小説だった。
なにしろ「コンピューターグラフィックスがすごいらしい」と言われはじめていた時代に書かれた小説なので、今読むとどうしても随所が古臭く感じる。登場人物がマスコミ関係なのに携帯電話を持っていないのもイライラする。小林少年が20面相を見つけて明智小五郎に知らせるため公衆電話を探しに行く小説なんかもう読めないな、こりゃ。
で、人と見間違うほどのCGが出てくるんだけど、そのファイルがフロッピーディスクに入っている。ありえねー。
それでも全体的な評価としてはそれなりに面白かった。タイトルがつまらなさそうなのと、冒頭の文章が戦記物みたいなので損していると思う。しかし一番の謎は、あの本屋でどっさり平積みされていたことだ・・・。

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