眼が覚めると、主人公は密室の隅に鎖で繋がれていた。
部屋の対角線上には同じ境遇の男がひとり。
不気味なテープが6時間以内に男を殺すゲームだ、と告げる・・。

予告編を見て、ものすごく好みの映画だなと直感したので楽しみにしていた。
私は"限られた空間"で展開する映画が大好きだ。
「12人の怒れる男」しかり「CUBE」しかり。
出来のいい限定空間映画は、環境の変化が無いため優れたプロットや巧みな役者の演技が要求されるため
自然、内容が濃い作品になるからだ。

もっとも、この映画は限定空間ものでは無かったのだが・・。(前フリ意味なし)

映画の感想を一言で言えば"すごく出来のいい自主制作映画"。
もちろん褒め言葉。

制作者の「俺が作りたかった映画はこんなやつ」オーラを、感じることができた。このオーラを感じさせる映画は少ない。(それを感じさせることが必ずしもいいかどうかは別問題)
それだけに詰め込みすぎで、よくよく考えると突っ込みどころ満載の映画なんだけど、観ている間はそんなことがまったく気にならない勢いに満ちていた。

はっきり言って観る価値あり!

なお、オチを知ってるとつまらないので、2ちゃんねる映画板などには寄り付かない方がいいですよ。

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