クリスマスのフロスト
2004年11月2日 読書
私が今まで読んだ中で、一番面白かったミステリシリーズです。
続編の「フロスト日和」、「夜のフロスト」という作品も出ていてどれも面白いんですが、続きはまだなんでしょうか。
プロットが複雑に絡み合っていて、その上ひとつひとつの事件が練りこまれています。この構造を作りあげる作者の力量だけでも真似できない凄さがあるんですが、キャラ作りに関しても群を抜いています。
とにかく凄い作品です。これを読むと凡作ミステリ読むのが辛くなります。主人公のフロスト警部がものすごい数の仕事をスタックしているんですが、だらだらと仕事しているうちに解決していくんですよ。実生活の仕事で似たような状況になっている時に、フロスト警部を思い出してかなり救われたこともあります。そういう意味では単なる小説を超えて、人生の指南書めいた側面もありますね。とはいえ、この主人公かなり下品です。格調の高さは微塵もありませんのでお間違え無く。
舞台がイギリスなんで、イギリスの風俗にも詳しくなります。
ほんとに紅茶好きなんですね、英国人って・・・。
7403
続編の「フロスト日和」、「夜のフロスト」という作品も出ていてどれも面白いんですが、続きはまだなんでしょうか。
プロットが複雑に絡み合っていて、その上ひとつひとつの事件が練りこまれています。この構造を作りあげる作者の力量だけでも真似できない凄さがあるんですが、キャラ作りに関しても群を抜いています。
とにかく凄い作品です。これを読むと凡作ミステリ読むのが辛くなります。主人公のフロスト警部がものすごい数の仕事をスタックしているんですが、だらだらと仕事しているうちに解決していくんですよ。実生活の仕事で似たような状況になっている時に、フロスト警部を思い出してかなり救われたこともあります。そういう意味では単なる小説を超えて、人生の指南書めいた側面もありますね。とはいえ、この主人公かなり下品です。格調の高さは微塵もありませんのでお間違え無く。
舞台がイギリスなんで、イギリスの風俗にも詳しくなります。
ほんとに紅茶好きなんですね、英国人って・・・。
7403
コメント